AirPods。人生すら変えるその魔法を、改めてレビュー

— その一瞬は、集中を切らすのには十分な感覚で、1つの曲が紡いで魅せるストーリーを、途中で投げ出さねばならない。1度入ったはずの劇場から、退出しなければならないのだ。
そんな悲劇に与えられる解決策の1つが「AirPods」。
「AirPods」は、一瞬でも持ち主が音楽から離れることを許さない。
一度耳に装着すれば、付けていることを忘れるほどのフィット感で持ち主と一体化する。「AirPods」との生活は、非常に……

いつ書いたのか分からないぐらい前に書いた「AirPods」レビューの冒頭より抜粋

僕の生活を、人生を変えるほどなんだ

どうもでございます。

『hocago Project』ライティング担当のユトリ・コナヒキです。

先週はブログをお休みしてしまい、申し訳ございません。
けっこう厄介な病気に罹っておりまして、正直死にかけておりました。
書きだめした記事を投稿すれば良かったのですが、体調の問題でそれすら厳しく……。

現在は長らく続いた体調不良から快復しかけておりまして、ブログのことを考えられるほどにはなりました。

正直まだ疲労感がすごく、長い時間ディスプレイを見続けるのが辛いので、時間をかけずに記事を書き上げます。

マイナーアップデートではありますが、「AirPods2」が発表されました。
今回は、2発表記念ということで、僕がだいぶ前に書いた「AirPods」のレビューをブログ向けに直してお届けを。

すごいんだ

Appleが開発・販売する完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」。

価格は1万7000円ほど。ワイヤレスイヤホンとしての価格はおそらく中価格帯、音質は価格には見合わない並という評価。もっとも、音質の良し悪しが判別できない僕にとって、それはどうでもよいことなのだが。

価格は決して安くない。音質も決して良いというわけではない。カナル型ではないため遮音性は非常に低い。それに、構造上紛失しやすい。

挙げてみると欠点は多い。

だけれど、僕はその全ての欠点を「取り回しの軽さ」がカバーできると考える。

音楽を聴く行為が日常化している人にとって、音楽を聴くまでのハードルの高さは重要だ。

コードを解いている時間も、スピーカーをセッティングする時間も、要らない。

ケースから取り出したイヤホンを耳にはめるだけ。

「スッと取り出して、サッと聴ける。」

これが、「AirPods」の強み。

大げさではない、本当に人生すら変えてしまうほどの快適さが、同イヤホンには詰め込まれている。

具体的には?

いくつか良いところをピックアップしてみる。

ペアリングがはやい

内蔵センサーによって、耳に装着されたことを感知し、自動的にペアリングが行われる。

ペアリング完了までは、僕の体感として、耳に装着して約2秒。

装着後、2秒ほどで「デュルゥン」という謎の音とともに、ペアリングが完了したことを知らせてくれる。

iPhone – iPadといったiOS端末間でのペアリング切り替えも非常にシームレスで、1タップ、2タップで完了してしまう。

また、以前投稿したこの記事にもあるように、iOS – Mac間での切り替えも非常に快適。

Macを便利に、快適にするアプリたち。

2018.12.24

これはある程度特殊な設定を施してはいるが、いずれにしても切り替えに不快さを感じることはないだろう。

iPhoneにAirPods本体を近づけて開くと充電状況が表示されたりもする。

ちなみにバッテリー駆動時間は長い。イヤホン本体を100%充電で5時間の連続再生が可能。ケースに15分入れて充電しておくだけで、また3時間の再生が可能となる。

内蔵センサーはつよい

前項でも触れた内蔵センサーは非常に高性能で、そのセンサーは「片耳が外れると曲が自動停止する」、「両耳が外れると自動的にペアリングを解除する」といった特性をイヤホン本体に持たせた。

これ、僕はけっこう頻用する機能で、「使用中に親が話しかけてきた!」とか「宅急便が来た!」とか「レジでお買い物する!」とかそういうときに重宝する。

ちなみにマイクも搭載されているので、使用中に電話がきたら片方のイヤホンをダブルタップで通話に入ることもできる。

両方のイヤホンにダブルタップ機能を割り当てることもできる。
僕の場合は右をダブルタップで次の曲、左をダブルタップで一時停止という具合に割り当てている。

これも「AirPods」から離れられなくなる要因だ。

遮音性が低い

一般的には欠点とみなされるイヤホンの遮音性の低さ。

僕の場合は、むしろ遮音性の低さは利点だと考えている。
前項でも述べたように、人が話しかけてくる、ピンポンが鳴るといった日常で起こりうる自体にも対処する事が可能になるからだ。
遮音性の高いイヤホンだと、そういったシーンで思わぬトラブルになることも考えられる。

その点、「AirPods」はその可能性をできる限り排除している。

「周りの音が聞こえる」ということは、「周りの状況が把握できる」ということ。

これは、家の中でも、外出先でも自分が有利に生きるために必要なことだ。

人生すら変えるか?

本当に良いモノは、人生すら変える。

僕にとって、「AirPods」は人生すら変えるモノの1つ。

もはや手放せなくなったアイテムの1つだ。

iOSユーザーは必携だとすら考えている。

最近のiPhoneはイヤホンジャックが廃止されている。

Appleは、真剣にこの「AirPods」をiPhone付属の純正イヤホンとして付属させることを考えてみては?

書きながら聞いた曲
Little Glee Monster – いつかこの涙が


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